2005年07月27日の日記

2005/07/27

「掌に転がせば、取るに足らない大きさ。
抓んでしまえば、感じるほどもない重さ。

それは例えば、夜明けの珈琲に。
そして例えば、昼下りの紅茶に。

沈んでしまえば、見えなくなって──
簡単に溶けて無くなってしまう。
たったそれだけなのに。
どれだけ苦味が薄れ、優しい甘さに包まれるだろう。


だからここは。
そんな小さな小さな角砂糖の一粒を、
必死に作っている人たちの集まりなのです」



……という会社説明文なぞをふと思いついた朝。
外はどしゃ降りでした。

朱門 優でした。ごきげんよう。
2005年07月27日(水)   No.12 (雑記)

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